パラブーツの定番モデルであるシャンボード。
近年は値上げが続いており、「新品は高すぎるから中古を検討している」という方も多いのではないでしょうか。
私自身、現行モデルのブラックとデカタグのマロンを所有しています。そしてデカタグのマロンは中古で購入しました。
結論から言うと、状態の良い中古シャンボードなら十分おすすめです。
ただし、すべての中古品が買いというわけではありません。購入前に確認したいポイントもあります。
今回は実際に中古でデカタグを購入した経験をもとに、シャンボードの中古は買いなのか詳しく解説します。
パラブーツ シャンボードの中古は買い?
私の結論は「状態が良ければ十分買い」です。
シャンボードはもともと堅牢な作りの革靴です。
アッパーには厚みのあるレザーが使用され、ソール交換にも対応しています。きちんとメンテナンスすれば10年以上履き続けることも珍しくありません。
特に近年は値上げが続いているため、新品と中古の価格差は以前より大きくなっています。
状態の良い個体を見つけられれば、中古の満足度は非常に高いと思います。
一方で、
- サイズが合わない
- 革に深刻なダメージがある
- 修理前提のコンディション
こういった個体は避けた方が無難です。
中古シャンボードは「どれを買うか」が重要です。
パラブーツ シャンボードの中古相場
中古市場では状態によって価格が大きく変わります。
現行モデルであれば、状態の良い個体で6万円〜8万円前後が目安です。
使用感があるものなら4万円〜6万円程度で見かけることもあります。
一方でデカタグは人気が高く、
- 緑タグ
- スムースレザー
- 箱付き
- サイズがゴールデンサイズ
- バックステイなしの旧仕様
といった条件が揃うと高値で取引される傾向があります。
中古でも決して安い革靴ではありませんが、新品価格を考えると十分検討する価値はあると思います。
シャンボードの中古価格が高止まりしている理由のひとつが、近年の定価上昇です。これまでの価格推移については、こちらの記事で詳しくまとめています。
私がデカタグのシャンボードを中古で購入した理由

私が所有しているデカタグのマロンも中古で購入したものです。
現在は現行ブラックと併せて愛用していますが、購入当時はなかなか理想的な個体が見つからず苦労しました。
購入した個体は、
- 緑タグ
- スムースレザー
- バックステイ(後部腰革)なし
- 箱付き
- ソール残量95%以上
という非常に状態の良いものでした。
購入価格は約4万円でした。
現在の相場を考えると、かなりお買い得な買い物だったと思います。
特に惹かれたのはバックステイのない旧仕様です。
現行モデルはかかと部分に補強用のバックステイがありますが、私のデカタグにはそれがありません。

そのため、後ろ姿が丸みを帯びたデザインになっています。
この独特な雰囲気は現行モデルにはない魅力だと感じています。
ただし、この個体を見つけるまでには時間がかかりました。
メルカリやヤフオクで検索条件を登録し、通知設定を入れて毎日のようにチェックしていました。
良さそうな個体が出ても、
- サイズ違い
- ソールの減りが大きい
- 状態の割に高額
という理由で見送ったことも何度もあります。
結果的に妥協せず待ったことで、今でも満足できる1足に出会えました。
中古のデカタグ探しは運もありますが、それ以上に大切なのが継続的なチェックです。
私の場合、検索条件を保存して毎日確認していたからこそ、この個体に出会えたと思っています。
中古シャンボードがおすすめな人

新品より安く購入したい人
少しでも予算を抑えたい方には中古がおすすめです。
状態次第では数万円安く購入できることがあります。
デカタグが欲しい人
当然ですが、デカタグは中古市場でしか購入できません。
現行モデルとは違う革の質感やディテールに魅力を感じる方には中古一択です。
私自身、現行モデルとデカタグの両方を所有しています。革質やシルエット、ディテールの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
革靴好きで個体差を楽しめる人
中古は一足ごとに状態や経年変化が異なります。
個体差も含めて楽しめる方には面白い選択肢だと思います。
中古シャンボードをおすすめしない人
初めてシャンボードを購入する人
シャンボードはサイズ選びが難しい革靴です。
初めて購入する場合は、まず店舗で試着して適正サイズを把握することをおすすめします。
サイズ選びに不安がある方は、実際の着用感を詳しくレビューしたこちらの記事も参考にしてください。
完璧なコンディションを求める人
中古品には多少の履きジワや小傷があります。
新品同様の状態を求めるなら、新品を購入した方が満足度は高いでしょう。
中古シャンボードで失敗しないチェックポイント

サイズ
最も重要なのはサイズです。
私は足のサイズが26〜26.5cmでUK6.5を履いていますが、足型によって適正サイズは変わります。
サイズが合わなければどんな良個体でも意味がありません。
中古の場合は返品できないケースも多いため、事前に適正サイズを把握しておくことが重要です。
ソール残量

理想は7割以上残っている個体です。
私が購入したデカタグは95%以上残っていたため安心して購入できました。
ただし私はソール残量よりも革の状態を重視しています。ソールは交換できますが、クラックや深いモカ割れは元に戻せないためです。
履き口の状態
かかと内側のライニングが破れている個体は修理費用がかかります。
出品写真で必ず確認したいポイントです。
インソールの沈み込み
前オーナーの足型が強く付いているものは注意が必要です。
できれば沈み込みが少ない個体を選びたいところです。
モカ割れ

シャンボードの中古でよく確認したいポイントです。
Uチップ部分の革に亀裂が入っていないか確認しましょう。
軽微なものなら問題ありませんが、深い割れやステッチ切れは避けた方が無難です。
一方で、軽微なモカ割れであれば過度に気にする必要はありません。特に古いデカタグでは多少のモカ割れが見られる個体もありますが、革全体の状態が良好であれば十分購入候補になると思います。
クラック(革のひび割れ)

私が最も重視するポイントです。
ソールは交換できますが、革のダメージは元に戻せません。
特に屈曲部分や羽根周辺はしっかりチェックしましょう。
出品写真が少ない個体は避ける
写真が極端に少ない出品は注意が必要です。
気になる箇所は必ず追加写真を依頼しましょう。
メルカリ・ヤフオクで良い個体を見つけるコツ
私が実際にやっていたのは、
- メルカリで検索条件を保存
- ヤフオクで通知設定
- 毎日出品を確認
という方法です。
デカタグの良個体は頻繁には出てきません。
だからこそ、欲しくなったときだけ探すのではなく、普段から継続してチェックすることが重要です。
また、条件に妥協しないことも大切です。
私も何足も見送りましたが、その結果として満足できる個体に出会うことができました。
中古で購入したらまずメンテナンスしよう

中古で購入したらまずメンテナンスを行いましょう。
私は月に1回程度、コロニル1909 シュプリームクリームデラックスを使って手入れしています。
前オーナーがどのように保管していたか分からないため、購入後は一度しっかり保湿しておくと安心です。
私も実際に使用していますが、コロニル1909 シュプリームクリームデラックスは伸びが良く、シャンボードとの相性も良いと感じています。
また、保管時にはシューキーパーを使用すると履きジワを整えやすくなり、革の型崩れ防止にも役立ちます。
私はサルトレカミエのシューキーパーを使用していますが、コストパフォーマンスが高くシャンボードとの相性も良いと感じています。
定期的なブラッシングと保湿を続ければ、シャンボードは長く付き合える革靴になります。
私はコロニル1909 シュプリームクリームデラックスを使って月1回程度のメンテナンスを行っています。詳しい手入れ方法については、こちらの記事で紹介しています。
まとめ

これからシャンボードを購入する方の中には、ブラックとマロンのどちらを選ぶべきか悩んでいる方もいると思います。
私自身、両カラーを所有していますので、色選びで迷っている方はこちらの記事も参考にしてみてください。
パラブーツ シャンボードの中古は、状態の良い個体であれば十分おすすめできます。
特に、
- 新品より安く購入したい
- デカタグが欲しい
- 革靴が好き
という方には魅力的な選択肢です。
実際に私も中古でデカタグを購入しましたが、緑タグ・スムースレザー・バックステイなし・箱付き・ソール残量95%以上という理想的な個体に出会うことができました。
中古品は個体差が大きいものの、サイズ・モカ割れ・クラック・ソール残量をしっかり確認すれば、満足度の高い1足を手に入れることは十分可能です。
デカタグを探している方は、通知機能を活用しながら気長に探してみることをおすすめします。妥協せず待つことで、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。

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