Feuerhand No.176e(フュアーハンド176e)レストアの記録

ランタン

ドイツから、はるばる海を越えてやってきました。

Feuerhand No.176e
通称 “ マッシュルームヘッド

第二次世界大戦の初めに開発されたランタンで、これはその初期型ですね。戦時中の「極力光を洩らさない」という意図のもと開発されたという独特のヘッドが特徴。ここ数年の人気ぶりはすごいですね。価格がすっかり高騰してしまってます。

今回、たまたま手に入れる機会があり、無事に海を渡ってやってきました。

それにしても、状態があまりよくいない・・・
オリジナルのペイントは錆が浮き上がって、剥がれてしまっていました。

チャンバーも傾いて斜めになっていました。

タンクの底も凹んでました。

ということで、錆び取り開始!

錆び取りと古い塗装の剥離作業中。錆び取り剤は、KUREのラストリムーバー がコスパいいですね!地肌が見えている箇所が錆びていた箇所です。ほとんど錆びていました。

トップは、オリジナルの塗装が残っていましたが、この状態だったので全剥離しました。

この後、チャンバーの歪みとタンク底の凹みを修正して再塗装。(この後の写真撮り忘れました・・・)

↓ そんでもって、完成したのがこちら! ↓

最近お気に入りのオリーブドラブの塗料。ドはまりなミリタリー色と適度な艶消し感がイイ!

底の凹みもこの通り♪

ウィックは、6㎜(平芯2分)

フューエルキャップの止まり位置もドンピシャ!

火力調節ハンドルも独特でイイすね。

右の276と並べるとこんな感じ。小さくてかわいいですね。左は175同じくらいの大きさですね。276は176eの後のモデルとのこと。時代とともに大きさや形が変わっていきますが、276は今でも製造されていますから、ホント素晴らしい!

ということで、今回はこのへんで。次回は175をアップ予定です。

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