結論:デカタグは革の馴染みとシルエットが現行と別物。サイズは現行と同じUK6.5が適正でした
パラブーツの名作「シャンボード」。その中でも一部の愛好家から“別物”と語られるのが、1990年代〜2000年前後に製造されていた「デカタグ」モデルです。現行モデル(ブラック)とデカタグ(マロン)を所有し、履き比べてわかった革質・履き心地・佇まいの違いを、実測と写真でレビューします。
結論|デカタグは“革質と雰囲気で選ぶ人向け”のシャンボード
- 柔らかいレザーで馴染みが早い
- ややシャープに見えるシルエット
- 履き皺が細かく、経年の艶が上品
- ヒール・ソール厚が現行より薄めで軽快
一方で入手は容易ではなく、中古の個体差も大きい。「量産の安定感」なら現行、「雰囲気の良さ」ならデカタグという棲み分けです。
デカタグとは?|90年代〜2000年前後に作られた“別物”のシャンボード

- 製造時期の目安:1995〜2000年前後
- 象徴:緑タグ(デカタグ)、柔らかい革の個体が多い
- 現行とは別流通(現在は新品入手不可のヴィンテージ扱い)
要約すると、「現行より軽やかで、革の馴染みが早いヴィンテージ仕様」。同じシャンボードでもキャラクターが異なります。
デカタグの外観レビュー|らしさが出るディテールを写真で確認
全体のシルエット

現行よりつま先の丸みが控えめで、わずかにシャープ。ボリュームはあるのに野暮ったく見えにくいのが好印象です。
タグ(緑タグ)の雰囲気

色が深く、刺繍の立体感がクラシック。サイドのワンポイントが、無骨さと上品さをうまく両立させます。
レザー(革質)

僕の個体は現行より柔らかく、馴染みが早いタイプ。履き皺は細かく入り、履き込みで深いツヤが出てきます。
ヒール形状

ヒールの高さは現行31mm/デカタグ29mm(実測)。わずかな差ですが、歩いたときの“かかとの入り方”が自然に感じます。
アウトソール(厚み・雰囲気)

アウトソールも現行16mm/デカタグ14mm(実測)。軽快で足裏感覚が伝わりやすい履き味です。
サイズ感レビュー|足長25.5cm・足囲23.0cmでUK6.5がベスト
足のスペックと選んだサイズ
- 足長:25.5cm
- 足囲:23.0cm(E〜EE)
- 甲:やや高め/足型:ギリシャ型
- 選んだサイズ:UK6.5(現行と同じ)
デカタグUK6.5の履き心地

- つま先:指1本弱の余裕
- 横幅:ややタイトだがストレスなし
- 甲:柔らかく馴染むので圧迫少なめ
- 踵:ホールド良好で浮きなし
現行より“初日から歩きやすい”と感じました。履き口の当たりもマイルドです。
つま先の余裕(俯瞰)

履き込み後の変化|味が出るのが早い

- 履き皺:細かく入りやすく、艶が早く乗る
- 甲・履き口:数回で当たりが軽減して丸く収まる
- 足入れ:革が沈み、より深く足が入ってくる

現行とデカタグの違いまとめ(写真比較あり)




- 見た目:デカタグはややシャープ/現行はぽってり
- 革質:デカタグは柔らかく馴染みが早い個体が多い
- 履き心地:デカタグは初日からラク/現行は馴染ませる楽しみ
- サイズ基準:僕はどちらもUK6.5で適正でした
デカタグのメリット・デメリット
メリット
- 他人とかぶりにくく、所有満足感が高い
- 革の表情が豊かで、経年の艶が早く乗る
- 現行より軽快な履き味(ヒール・ソールの薄さ)
デメリット
- 中古前提で入手難易度が高い/個体差が大きい
- ソールやヒールの状態次第では修理コストがかかる
- 市場価格が上がりやすい(良コンディションは特に)
中古で探すときのチェックポイント
- 革の状態:乾燥・ひび割れ・カビ臭の有無
- ヒール/ソール:減り具合(斜め削れは要注意)
- サイズタグ/製造国:表記の擦れ、フランス製の有無
- 相場感:安いには理由あり。写真と説明を突合せ
中古は一期一会。即決せず、「革・ヒール・ソール・匂い」の4点は必ず確認しましょう。
まとめ|デカタグは“現行とは違う魅力”を持つ特別な1足
- 革質・履き心地・雰囲気が現行と別物
- サイズ選びは現行と同基準でOK(僕はUK6.5)
- 馴染みが早く、履き皺と艶の出方が美しい
- 入手難だが、刺さる人には唯一無二の存在
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