今回は、私が日頃使っている灯油ランタンのメンテナンス工具についてお話しします。
基本必要な工具はマイナスドライバーです。
古い時代の灯油ランタンは、マイナスネジが使用されています。
その他に必要な工具としては以下の通りです。
シーンごとにご紹介していきます。
ボルトやナットを外す時
灯油ランタンは、アンティーク品がほとんどです。部品を破損してしまうとスペアがなかなか手に入りませんので、部品を緩めたり締めるためのスパナやレンチはジャストサイズを使いましょう。サイズが合っていないと破損の原因になります。
煤汚れを一気に落としたい場合
煤汚れには、キャブレタークリーナー がオススメです。
汚れがひどい場合は、熱湯にクエン酸を入れて煮沸すると、ほとんどが落ちます。
固着した煤汚れを落とす場合
クリーナーで落としきれない煤汚れには、ワイヤーブラシの出番です。
キャブレタークリーナーやクエン酸処理した後に使用すると、より効果的です。
円筒形の部材を外す場合
ヴェイパラックスのヴァポライザーなど、引っかかりのない円筒形の部材を外す際は、ソフトタッチのプライヤーがオススメです。
くわえ部が樹脂素材になっているので部材に傷を付けずに掴めます。くわえ部分の樹脂パーツは、交換用のパーツが別売りで販売されていますので、劣化したら交換もできます。一本あると重宝します!
NRVを外す場合
NRVレンチ は幾つか購入しましたが、NRVリムーバルレンチプロフェッショナルが一番精度が高くて安心して使えます。他の簡易なものは、NRVが固着している場合は使い物になりません。ネジ山が崩れて面倒な事になります。
NRVのネジ山がナメた場合
最悪ネジ山がナメてしまった場合は、ネジ外しピットの出番です。
私の場合は、今のところこれで外れなかった事はありません。
金属のくすみを取り除きたい場合
金属磨きならピカールが一般的です。粘度はありますが、液状に近いので、よく伸びて磨きやすいです。金属磨きは、ピカール一本あれば十分です。
以上が、私が日頃からメンテナンスに使っている工具です。これだけあれば、ほとんどの作業が出来ます。
特にNRVリムーバルレンチプロフェッショナルとネジ外しピットについては、NRVの取り外し作業を外注すると同じくらいの金額がかかりますので、最初に買っておいて損は無いと思います。
今回はこのへんで。
ではまた。
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